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個別記事の管理2015-11-25 (Wed)
その頃のリヤとミャオ
※本文とはあんまり関係ありませんが、ずいぶんと昔のリ●とミャ●....




バンコクに滞在中というトム君からLINEで動画が送られてきました。

暗い映像から流れる「次はナ~ナ~」というアナウンス...
そう...BTSのNana駅に近づくと流れるアレです。
このアナウンスにはいつも癒されていたので嬉しいのですが、続いて自分が楽しんでいる画像が数枚...

こっちは少しクヤシイ




トイレから戻ったバッサ君...

「お腹痛くなったんで帰ります....」

おいおい…



こんな初心者をおいてけぼりかい?

と、ちょっと不安になったけど、でもしょうがない。
僕だってお腹痛くなっちゃったら、何もする気にならないもんなー...


バッサ君が帰った後、ボクはどうして良いかわからなかったけど、ドリンクを飲み終えてベトガールに「行こうか….」と言うと、後は彼女のリードで話は進みます。

ベトガールは、店を出るとそのへんで屯しているモトを呼び、ボクの部屋の場所をドライバーに伝え、料金交渉し、自分が先に跨ってボクを後ろに乗せました。

深夜なのでモトもとばします。
ボクは落ちないようにしっかりとガールに掴まりながら、久しぶりに触れるガールの細いウエストにドキドキしてました。

無事到着し部屋に入ったガールは「シャワーね...」と言いました。

場所を教えるとガールは一人で入ってゆきました。
ガールと交代でシャワーを浴びて、いよいよベッドインです。
ボク達はディープなキスをしながらお互いの身体を攻撃し合いました。
ガールの身体はベトナム人らしく色白で、ボク好みの繊細な肉付きで、濡れ具合も申し分なく、生Fの攻撃も一生懸命で丁寧でした。

「コンドームは?」

ガールが聞きました。

「!!」

ボクは、コンドームはガールが用意しているもんだとばかり思っていたのでした…

「ないよ。持ってないの?」
「持ってないわよ...」
「ダメじゃん….」
「しょうがないわよ。じゃあ、口でネ….」

その頃はまだ元気な頃だったのでドーピング無しでもMAX硬度になっていて、いつでも発射準備完了だったのですが、ガッカリ感が伝わったのでしょうか、硬度も落ち気味になり、発射する気配がなくなりました。

彼女、一生懸命イカそうとがんばってくれたのですが、さすがに疲れたみたい....

「頑張ってくれてありがとう。もういいから….」

ボクはそう言って彼女を制止しました。

ガールが「お腹すいた」と言うので、二人でフィッシュボール入りのインスタントラーメンを作り、並んでTVを見ながら食べた後、ガールが何処かに電話をして、「ママの迎えが来るから、待たせてくれる?」と言いました。

「もちろん構わないよ...」

ボク達は再びリビングに移り、後ろから彼女の身体を抱いた姿勢でボンヤリ….

3時過ぎた頃でしょうか、彼女に電話が入りました。

「もうすぐ来るらしいから外に出るね。」
「一緒に行くよ。」

ゲートを開けてもらって外に出たけど、全然来る気配がなかったので疲れて2人とも座り込みました。それを見たガードマンが椅子を一つ持ってきてくれたので、再び彼女を後ろから抱き抱える姿勢で座りました。なんだかその時は彼女の華奢な身体がとても愛おしいと思ってました。

迎えのモトが到着した時、少しだけ別れるのが残念に思った記憶があります。
今考えると当然ですよね、ヤッテないんだもの。

翌日、職場の先輩に「コンドームってどこに売ってるんですか?」と聞いたボクでした。



バッサ君はボクがプノンペンに来てから約半年後、卒業して行きました。


バッサ君はギャンブル好き。

負けても負けても続けて、最後は取り返すというシツコサを持ってます。もう一人のギャンブル好きのM先輩という人の場合は「負けるまで止めない」のですが、バッサ君は最後はちゃんと勝ちます。

帰国用の旅費も一度負けてしまったけど、最後の最後に一万ドル以上勝って、何事もなかったように帰国して行きました。



そのバッサ君が数か月後にプノンペンに遊びに来ました。

その時ボクはすでにミッキーと別れ、リヤと一番良い時を過ごしていた頃でした。

バッサ君はボクの家に泊まり、一緒に夜遊び行って、Cバーで盛り上がり、ミャオと意気投合したらしく「コイツ一緒に連れて帰って良いですか?」ということで、リヤを含めた4人で帰宅。翌朝は週末でゴルフなので深酒はせずに、そのままそれぞれの部屋に分かれました。

早朝起き出して、どうだった?と聞くと、「あいつ、やらせてくれなかったんですよ...どうしてだろう?」と言います。一体どういうこと?ボクはわかりませんが…


さてさて、彼は心の動きを表に出さないタイプなので、大してガッカリした素振りも見せず、ピロさんとガっちゃんと4人で楽しいラウンド。

皆でお昼を食べて帰宅し、ボクはシャワーを浴びなおして、まだ寝ていたリヤとベッドで遊び始めました。まさに挿入して動き始めたその時、トントンとドアをノックする音。

普通は腰にタオルでも巻いてドアを薄めにあけて応対するのでしょうけど、ボクは「どうぞ」って言ってしまいました。部屋のカギはかけてません。

バッサ君がドアを開いたのは、リヤがとっさにボクの上から降りてシーツに潜り、ボクがその隣で肩肘で上半身を立てた姿勢になった時でした(下半身はシーツの中ですよ...)。

「○○さんとカジノ行って、多分そのまま食事行くと思います。」
「わかった。えと、玄関の鍵、開けたままでいいからね。」
「はい、じゃあ。また連絡しますね。」

落ち着いたやり取りをして、バッサ君がドアを閉めたあとのリヤの恥ずかしがり様、ハンパじゃなかった。でもおかげでさらに興奮度が上がり….


その夜一緒にご飯を食べて飲みに行き、Cバーに顔を出したとき、バッサ君がリヤに聞きました。

「良かった?」
「とっても…♡」

リヤも恥ずかしがりながらも満面の笑みで切り返しました。



次にバッサ君に会ったのは、彼が休暇をとってバンコクに来たのに併せてボクも休暇をとり1週間弱合流した時です。その時の話は本編に書きました。



それから数年経ち、プノンペンで大きなプロジェクトがあり、バッサ君も支援要員として来てくれました。

その時は忙しくて一緒に夜遊びもままならなかったのですけど、一夜だけ皆の都合が合いました。皆というのはバッサ君、トム君を含む総勢6名強です。

その時のバッサ君は、マニラをホームにしていたので、そっち方面では満腹していたのでしょう。特に積極的にハンティングする訳でもなく....それにこれだけの人数が満足するバーなど、プノンペンのバーストリートにはありませんから、なんとなくトム君主導でいろいろなバーを訪ね歩き....ただ疲れたという結果になりました。


バッサ君と会ったのはそれが最後...風の噂によれば、その後フィリピンガールとよろしくしてるとか…


まだ若いけど、いろいろな経験を積んできたバッサ君、このまま落ち着いても良いと思いますが、なにせギャンブラーなバッサ君のこと、まだまだ予断は許せません。


幸多かれと祈るばかりです。


やっとバッサ君物語を思い出せる範囲で書くことが出来てスッキリしたー


次は昔話じゃなく、新しいネタがあったら更新しますね....


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バッサ君 * by ヒー
すごく久しぶりに来てくれてありがとー!

あの頃は初めての事ばかりで面喰らってたけど面白かったー!

バッサ君、トム君、ヒーで本社の辺りで会えたら楽しそう....

トム君みたいにバンコク方面出没してるんすか?

何と * by バッサ
何と!久しぶりに見てみたら、恥ずかしい!!そう言えば、そんな事もしていたなと懐かしくなりました。
にしても、よく覚えてますね〜。思い返せばあの頃が一番楽しかったなぁ。。
お元気にされてますか?トム君から色々と便りは聞いてますが。僕の方はボチボチ本社に帰還せよとの命令が来る頃です。帰って来る時には是非連絡下さいね!思い出話に華を咲かせましょう!

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個別記事の管理2015-11-19 (Thu)
昔々、Cバーに...
※本文とはあんまり関係ないですけど、当時のCバー...肩の辺りが汚いのは、コインを使う伝統療法の痕...


プノンペンの夜の過ごし方を教えてくれたのがバッサ君だったってことは本編で書いたんですけど、具体的に何をどう教わったかってことについては殆ど書き忘れていました。殆ど忘れてしまっているって方が真実ですけど、ずっと喉の奥に引っかかってましたので取っ払うことにします。



水祭りの連休中だったかなあ?
到着したばかりで、まだプノンペンのことを良くわからなくて、ただただ自宅でボーっとしていました。

そんな時バッサ君から「飲みに行きましょう」と誘いがあり、「夜電話します。」とのことでした。
夕方、いつものようにスコールがあり「ああ、雨だなあ…」なんて引き続きボーっとしていると、インターホンが鳴りました。

ドアを開けるとずぶ濡れのバッサ君が佇んでました。

「ヒーさん、スミマセン。歩いてたらスコールに会ってしまいました。休ませてもらって良いですか?」
「びしょ濡れジャン、とにかく入って、服を乾かしなよ...」

引っ越し荷物も届いていないボクの家にはバッサ君に貸す服も無くて、タオルだけ貸したのですが、バッサ君はシャツだけ脱いでシーリング・ファンの風で乾かそうとしていました。

それだけで乾くはずもないのですが、とにかくそれしかなかったんです。

1時間程過ぎて、雨も上がったようなので出かけようということになり、バッサ君は生乾きのシャツを再び着て、祭りのため歩行者天国になっているリバーサイドを北上しました。

バッサ君は濡れたシャツが気持ち悪いのか、積極的にどこかに連れて行こうとすることもなく、ボクはバーストリートの存在もまだ知らなかったので、歩き疲れて暑くなった頃に丁度あったカフェ・バーでビールを飲んで解散しました。

バッサ君が万全だったらその日がボクのバーストリートデビューになったと思うんですけど、そんなわけでその日は終わりです。


後日初めてCバーに連れて行ってもらった時のことは第一話に書きました。


「ねえバッサ君、街中でもお店でも可愛い娘っていうのが居ないんだけど、どうなってるの?カンボジアには居ないの?」

正直な疑問に答えてくれたのもこの頃です。

「ボクもそうでした。最初はみんなそう思うんですけど、大丈夫ですよ。そのうち目が腐って可愛く見えるようになりますから。」

ボクの目が腐るのにそれほど長くは要しませんでした...って言うか、すでにその兆しが出始めてたんですね。

だってリヤちゃんを可愛いって思っちゃったんですからね…



モトに乗ることを教えてくれたのもバッサ君でした。

St.104でボクをトゥクトゥクに乗せてくれてドライバーに行先の指示をしてくれ「じゃあ、おやすみなさい。」と言って送り出してくれた後、途中でモトの後ろに乗ったバッサ君が片手を上げて颯爽と抜いてゆきました。その時は「あんなに現地に溶け込んでエライなー」というのと「われわれ日本人もモトに乗って良いんだ....」という風に、妙な感心をしました。

だって日本人社会ではモトは危険な乗り物だから乗らないようにっていうことになってるんで…

その後ボクも普通にモトに乗るようになりますが、事故現場を見ちゃったもんで、その頃付き合い始めたフィリピン人のミッキーと一緒に買ったマイメット持参で飲みに行ってました。



仕事関係のお客が来たとき、新参のボクだけじゃ案内もできないんで、バッサ君が付き合ってくれました。どこかで夕食を食べて、バーストリートに繰り出し、何軒か渡り歩いた後、St.136のキャンディー・バーに入りました。確かもう1時を回る頃だと思いましたけど、ガールズもカスタマーも少ない店内で、ボクとお客さんはボックスで適当なブサイクガールズと遊んでいたのですが、バッサ君は店内をウロウロした後、一人のガールとカウンターで何やら話し込み始めました。

そして…

「ヒーさん、ボクこの子連れて帰って良いですか?」
「ああ、もちろん良いですよ….」

バーでペイバーを実践する姿というのをボクは初めて見たのでした。この頃、バッサ君はCバーのミ○ちゃん一筋かと思っていたので、ハンターっぽいその姿に感動を覚えたものです。

なんでミ○ちゃん一筋だと思っていたかと言うと…

「ヒーさん、先週末ひどい目にあいましたよー」

そう言って打ち明けてくれた内容….

Cバーで、ミ○ちゃんとそのお姉ちゃんレ○ちゃんを交えて飲んでいて、週末にシアヌークビルに行く約束を取り付けたバッサ君、奮発してソカ・ビーチ・リゾート・ホテルを予約しました。

そして自分の運転でミ○ちゃん、レ○ちゃん、たしかもう一人のガールを乗せて片道4時間かけて行きました。
ミ○ちゃん、当時未だオリジナルで、バッサ君もベッドを共にしていません。なのでとりあえずもっと仲良くなろうという心づもりだったのでしょう。グループ行動ではありますが、一夜を共にすれば何か進展があるに違いないという下心もあったでしょうに….

ホテルに着いて部屋に入った御一行様、一休みしてビーチやプールで遊んだりするのが普通ですが、ガールズ達はずっと3人で寝ていたそうです。結局楽しく遊ぶこともなく、何も進展しないまま一泊、ただ寝て帰ってきたそうです。

「高い金払って、長時間運転して、ただ寝に行ったようなもんです。もう嫌です。」

そう言ってましたが、それほど一途だったってこってす。



ボクがバーストリートデビューしてどの位たったでしょうか…

バーでの遊びもまだそれほど楽しいとは思えていない頃だったと思います。リヤとも未だ外に遊びに行くほど仲良くなっていない頃です。バーを出たボクとバッサ君。

「ヒーさん、まだマティーニ行ってないですよね...」
「うん、まだ行ったことない。」
「これから行きましょうか?」

マティーニは有名な円光出会いの場。いつかは行きたいと思っていたので二つ返事でOKしました。バーストリートからはトゥクトゥクで結構な時間がかかりました。

薄暗い路地裏に怪しい門があり、セキュリティースタッフが荷物検査なんかしていて、モノモノしい雰囲気でした。

セキュリティーを通過するとそこは中庭。簡素な野外レストランという感じのテーブルが並んでいて、チラホラとガールズの影が….

「この子たちみんな連れ帰りオーケーですよ。」

バッサ君がそういうのでウエイターにビールをオーダーして周りの様子を窺っていましたが、薄暗くてイマイチ顔もわかりません。

しばらくするとオババが来て、バッサ君と何か話をしてガールズを4人位連れてきました。

「今これだけしか居ないらしいです。ベトナム人ですけど、どうしますか?」

ボクは長い間(数年間も!)ヤッテないので、性欲そのものが薄くなっていて、どっちでも良かったんだけど、せっかくだから4人のガールズのなかから一番小柄なガールをチョイスしました。顔は…ブサイクな印象はないですけど、地味で小造りな顔だったと思います。

「じゃあ、この子連れてきます。」

バッサ君がオババと話を付けてくれてその子がボクの隣に座ったのでビールを追加オーダーして一緒に飲み始めました。

全部で何ドルだったろう?40ドルだったかな?で話はまとまりました。ロングもショートもなかったと思います。

ボクはバッサ君も誰か見繕ってしばらく飲み食いして少し仲良くなってから一緒に店を出てそれぞれの家に….と思っていたのですが、バッサ君一度トイレに行った後、ボクの耳元にささやきました。

「すみません、お腹が痛くなっちゃったんで先に帰ります。」

おいおい....


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トム君 * by ヒー
> バッサ君B型ですかねぇ?

どうでしょうかねえ?
O型っぽい気もしますが...

* by トム
バッサ君B型ですかねぇ?

cambo-DORAさん * by ヒー
こんばんは

マティーニ、クローズですか....

確かにいつ行っても閑散としてましたものね。他の遊び場も充実してきたし、仕方が無いですね...

私、この店にそれほど愛着とか無いですけど、一度だけすごいタイプのカッコイイ娘(たぶんクマエ)を見たことがあり、今でもその時の風景を覚えているほどなので、無くなったと聞くと、ちょと残念です。

Gダイの最強マップからマティーニの名が消えてしまうのも残念...

それにしてもcambo-DORAさん、懐かしいとか、マティーニ事情に詳しいところをみると、結構通われてたご様子(^u^)

* by cambo-DORA
ヒーさん、

タイトルに釣られて(笑)久々にお邪魔しました。

オババがベトナムの子を・・・って、
確か2011年頃ですよね、オババが本国に帰ったのは。
懐かしい・・・

このマティーニ、私も随分ご無沙汰ですが、
知人によれば今秋にクローズした、と。

トゥクトゥク曰く「改装」とのことですが、
少し前から、あそこはもう客がいない、と聞きました。

プノンペンはどんどん変わっていますから
マティーニという名も数年後には伝説化しているかも?


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個別記事の管理2015-11-05 (Thu)



カテゴリー違いも甚だしくて恐縮なのですが…


シドニーでディジュリドゥを買ってきました。

ディジュリドゥってのは、先住民のアボリジニに千年も伝わるという最古の木管楽器で、白アリが中を食べつくしたユーカリの木を切って形を整え、化粧を施しただけの、ただの木の筒です。

実はワタクシ、オーストラリアに住んでいたことがあり、その頃から興味はあったのですが、店で試した時に音を出せる気が全くしなくて、それっきり忘れていました。今回たまたまシドニーに行く機会があったのでディジュリドゥの事を思い出し、装飾にもなるし買って帰ろうと思ったのです。

オペラハウスの近くにAboriginal Art Garellyという店がありました。
ふらっと入るとディジュリドゥが沢山置いてあるので見ていると店主が話しかけて来ました。

「店のオーナーがディジュプレーヤーだから、うちに置いてあるのは土産物屋と違い、楽器として使えるものばかりだよ。だからちょっと高いんだ。」
「あっそう。初めてだからあまり高いなヤツは買わないけど、お勧めはどれ?」
「ボクはこれが気に入ってるよ。」

店主が手に取ったのは1メートル位長さのナチュラルな色のヤツで、一見ただのバットというか棍棒です。
もっと綺麗な絵の描いてあるヤツを思い浮かべていましたが、楽器としてお勧めだというので店主に吹いてもらうと、こんなに短いながらも立派なディジュの音がでます。因みに別の似たような外見のヤツも吹いてもらいましたが、お勧めだというヤツの方が音の立ち上がりとか、クリアさが勝っているような気がしました。

「でもオレ、以前試してみた時に音を出すこともできなかったんだよね…」
「キミ他に楽器弾ける?」
「ギターとバイオリンを少々…」
「キミはその楽器を初めて手にした時、すぐに弾けたかい?」
「!」

ボクはどういう訳か、ディジュリドゥが楽器であり、演奏するためには練習が必要なことを忘れていました。ディジュリドゥはアボリジナル・アート専門店だけではなく、土産物屋にも沢山あるので、オモチャや民芸品のような感覚でいたのだと思います。

音を出すのにも練習が必要な楽器は考えてみれば沢山ありますよね。
ボクは、練習してみる気になり、地味なそのディジュリドゥを楽器として購入することにしました。値段は145ドルでした。

「あっちにあるヤツは何?」

店の一部に数本のディジュがあり、他のモノとはちょっと趣が違っていたので聞いてみました。

「あれはイダキだ。」

イダキ…

ディジュリドゥというのは白人が付けた名称で、アボリジニは(部族によって違うらしいけど)イダキという名で呼んでいるという知識はあったので、それらが現代風にアレンジされていない伝統的な楽器だという風に判断しました。他のディジュリドゥとは別に置かれているし、ボクが手を出すべきものではない、と思いました。

「何か聞きたいことが有ったらメールでも何でもいいから連絡くれ。」

そういって店主が差し出した名刺をもらい、プチプチで分厚く梱包されたディジュを持って外に出、食事や観光をしながらホテルに帰りました。

旅行を終えて自宅に帰り、練習方法を調べようとネットを開くと、日本でも結構ポピュラーになっているようで、役に立ちそうな情報は沢山アップされています。

唇を震わせて音を出す…

まず、吹き口に口をつけ、吹いてみましたがなかなかいい音が出ません。

ずらしたり押し付けたり唇の形を変えて見たり、いろいろ調整していると、ようやくディジュらしい音が出始めました。

「なんだ、結構簡単ジャン...」

でも息が続きません。

オーストラリアの路上で見たり、ネットで見るディジュ奏者は延々と途切れなく吹いています。

「どうすればいいんだ?」

ネットで調べるとディジュの演奏には「循環呼吸」という技が必要なようです。息を吸う間も口から息を出すということです。

練習方法として、コップに水を入れてストローで息を吹き込むというものがありました。やってみると簡単です。鼻から息を吸う間、口の中に貯めた空気を頬や舌や喉の圧力だけで出せばいいんです。

でもディジュでこれをやるのは至難です。

貯めた空気だけでは圧力が小さいし、唇を震わせ続けることが難しいのです。

その日からボクはディジュリドゥの練習、就中、循環呼吸の習得に励むことになりました。


こうやって何かに熱中するのは久しぶりなのですが、心の傷から逃避するのに良いかも知れない…



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Theme : オーストラリア * Genre : 海外情報 * Category : ディジュリドゥ
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

とむやむ君さん * by ヒー
こんにちは

この店の店主は決して人当たりがいい感じじゃなかったですけど、真摯な客には真摯に応えているように感じました。
いわゆる専門店によくいる感じっていうのかな...

私も広い意味でサービス業です。将来、サービスのいいバーをカンボジアで開きたいと思っています。

ディジュ、すごく面白いです。

もちろん吹きたい気持ちになれないって時もありますけどね...

すごく好きな娘と一緒にいるのにヤリたくないって時があるのと同じですかね...

* by とむやむ君
おはようございます。

私は接客業ではないのですが・・・しいて言えばサービス業かな。

以前は営業に関わっていたので顧客と接する機会は多かったのですが、いわゆるエンドユーザーに接することは今はほぼありません。

私が目からウロコだったのは、この店主が「売ったら売りっぱなし」っていう事をしてないように思えたからです。

何か見当違いなところに反応してしまいました。

ディジュの練習がんばってくださいね。

とむやむ君さん * by ヒー
こんばんは、

とむやむ君さんって接客業なんですか?
だから姫との接し方が上手なんですね...

ディジュ、循環呼吸は出来るようになりましたけど、音がフラフラ...人に披露できるのはいつになることやら...まあ、ディジュに夢中なおかげで心の傷は大分癒えた気がします...

* by とむやむ君
こんばんは。

うーん、いい店・・・というか店主に会えたんですね。

買うときのやりとりもそうだけど、一見の外国人客相手に「何か聞きたいことがあったら連絡くれ」って、何となく最近の自分の仕事に対する姿勢とだぶらせて目からウロコでした。

心の傷を癒すのって相当の時間が必要ですよね。
がんばって練習してください。

いつかヒーさんのディジュリドゥ、聴かせてくださいね。(^^;

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