ヒーちゃんミェンパニャハー カンボジア/プノンペン物語
プノンペンのナイトライフを中心とした恋愛滞在記と旅行記がテーマでしたが、これからはKhmer奥さん繁盛記になるかもです...
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※本文とはあんまり関係ありません....
ここ一週間ぐらい、タビーさんは自分が住むための部屋を探していた。
部屋を探す方法...人づてか自分の足で、ということになるみたい。
最初彼女は、中学生ぐらいの頃に預けられていた叔母さんの家があるオルセーマーケット周辺を探し始めた。何かの時には頼れる人が近くに居る方がいいということなのだろう。
2、3の物件の写真を見せてもらったけど、ガランとした廃墟のような部屋の写真は、どれも一様に入居前の掃除や整備が大変そうにボクには見えた。
ボクが好印象を持てなかったのを見て、彼女もやはりそう思ったのだろう、もっと他のエリアも探してみることになった。
ボク達はその週末にリバーサイドエリアを見て回ることになった。ボクにとって初めての賃貸物件探しだ。
タ「先ずあそこを見ましょう」
彼女が指さす3階のベランダに、RENTの貼り紙があり、そこに書かれた電話番号に電話して内見のアポイントを取りつけるのだった。
そのように何軒か見ていくと、プノンペンの部屋ってだいたい1階が通りに面した商店向けの造りになっていて、裏にある階段で2階以上の居住区に上がるようになっている。階段の狭さ・暗さ・匂いはどこも殆ど同じ。部屋の中はだいたいロフトがあり、寝室や物置に使うようにできている....ということがわかった。
ボクたちが重要視するのは、余り上の階じゃないことと、すぐに移り住めるように部屋が綺麗なこと、清潔なこと、家具類が付いていることだ。
条件のほぼそろった物件は国立博物館の近く、St.178にあった。
内階段を挟んで反対側に住んでいる大家さんは、ボクが外国人なので家賃の滞納はないだろうと踏んでのことかどうかはわからないが、そこそこ人が好さそうで、基本的な家具・家電で足りないものは付けてくれるという。
エアコンも付いていて、家賃350ドル/月。高いとは思ったけど、大事な身体なのでなるべく負担にならないようにしないと…
一週間前に契約し、家賃1か月分のデポジットを払うと、洗濯機や冷蔵庫、キッチンシンクを入手して取り付けてくれた。
でもキッチンの排水管がどこにも接続されておらず宙ぶらりんになっていて、水を流すとそのままキッチンの床に垂れ流しだ。洗濯機の排水管も同様の状態。大家さんの感覚ではそれで十分ならしく、ボクは自分で隣のシャワールームに流れ込むように工作する必要があった。
引越し前に必要な物を揃えなくちゃ、と二人でオルセーなどのマーケットを回り、身の回り品や台所用品などを揃え、新居に運び込んでおく。
夕方、扇風機を買いに行く。
新居にはエアコンもあるんだけど電気代が高くつくからと言ってタビーが欲しがったからだ。
この辺のくだりは以前の記事で前書きに書いたとおりです。
扇風機を抱えてアイコンの後ろに乗るのは中々大変で、シートにもタビーにも掴まってられないから不安定。新居に到着した時にはホッとした。
新居にハッタリー(扇風機のニックネーム)を置いてボクの家に帰り、シャワーで汗を流した後ご飯を食べる。
我が家でタビーの作るご飯を食べるのも今日が最後か….
とは書いて見たものの、別に感慨深く思う訳ではない。
それよりも、本来の一人の生活に戻り、家の中を整理することができるということにホッとしている方が強い。
↓がんばれヒーさん

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食後、タビーさんとハッピーマンに行った。
彼女が我が家から夜遊びに出かけるのはこれで最後だ(この書き方もうエエワ...)。
ビリヤードを何ゲームかやり、カウンターで一休みしていると、トム君からラインのメッセージが入った。
「今どこですか?」
「タビーと二人でハッピーだよ。」
「オレ今69でナーガ2と一緒です。」
「じゃあ面白そうだからナーガ2をペイバーしてこっちに連れて来れば?」
「やってみます。」
何度も書くけど、ナーガ2は元はハッピーマンに居て、ボクがこのバーに入るきっかけになったオンナだ。彼女のせいでタビーと出会ってしまった。
スリムな体にサラサラなロングヘアーで、シルエットはスリムビューティーなんだけど、顔が….なんて言うかババアというかナーガ(蛇神)っぽいので、トム君がナーガ2(発音はナーガ・ピー)と名付けた。
以前トム君がボウ(タビーの友達で元トムカノね...)から聞いたらしいんだけど、ナーガ2は男も大丈夫だけど本当はレズビアンで、女の方が好きだという。
で、タビーさん一度襲われたらしい....(笑)
その話を聞いて、ハッピーで飲んでいる時にからかい半分でタビーやナーガ2に聞いたけど、はぐらかされちゃった。
でも、その後ボクの前でもふざけてかどうかわからないけど、隙を見てタビーにキスしようとするようになった。
たぶんボクに嫉妬させて自分(ナーガ2)のことを構わせたいんだと思う。コイツMだから。
お望み通り脇腹をクスグッテやると、大喜びでのた打ち回り、悶絶して床に頭を打ったりしたもんだ...
ともあれ気心の知れた元の仲間がいる場所に遊びにくれば、タビーもナーガ2も楽しめるんじゃないか?そう考えた...
一時間ほどして「これから行きます」とトム君からのラインが入り、やがて二人がやってきた。
「遅くなりました。ナーガ2がなかなか来たがらないんで、無理やり連れてきました。」
「ご苦労さん…」
ナーガ2はタビーの向こう側に座ったけど、タビーやマダムと時折話をする程度で、別に楽しそうでもない。ちょっとくすぐってみても、以前のような大げさな反応がない。
本来テンションが高いハズなんだけど、なんだか普通だな、ツマンネエ…
「彼女、マダムと上手く行かなくてここから移ったそうですよ。だから来たがらなかったんです。」
「そうだったのか…なんだ、つまんねえの…」
ナーガ2の都合はボクらにはどうでも良く、とにかくツマラナイので彼女を相手にしなくなった。トム君も他のレディーを捕まえて楽しみ始める。
そのうちにナーガ2が帰りたいと言い始めた。
「ご苦労さん、じゃあね。」
軽くそう言ってリリース。
わざわざ呼んどいてヒドイと思うかも知れないけど、ツマラナイんだからしょうがないのだ。
それにナーガ2はM女だからヒドイ扱いしても何ら問題ない…とボク達は勝手に思ってる。
場がシラケかけたけど、すぐにどうでもよくなってそのまましばらく遊んだ後、トム君が他の店に行くというので、これで解散することにして、ボクとタビーは帰宅。
明日はいよいよ引越しだな…
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